前歯が咬みあわない(開咬)の症例
主訴
前歯で咬めない
主症状
前歯開咬、舌突出癖、口唇閉鎖不全
初診時年齢
24歳 女性
治療期間
2年8ヶ月
治療費
矯正料 92万4千円 調整料 込(保定開始から調整料金発3000円+TAX発生)
治療内容
上下顎4本の小臼歯を抜歯して矯正用アンカースクリューとマルチブラケット装置を使用して治療を行った症例。
リスク
歯ブラシ等の清掃が不十分だと虫歯や歯肉炎をおこし、治療期間も予定より長くかかることがある。歯肉退縮してすき間が残ることもある。上顎前歯の後退量が多いので、時間をかけてゆっくり動かさないと歯根吸収を起こすこともある。歯の形を修正したり、咬み合わせために歯の咬合調整を行ったりする。
治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがある。
装置撤去後に保定装置をきちんと使用しないと後戻りを起こす。治療後に親知らずを抜かずにいると歯並びが乱れたり、奥歯の根が傷むことがある。